私は精神世界的世界にものすごく興味を持って生きてきました。
ただ、それが「精神世界」という言葉や符合で言われているものに近いものだと知ったとき、私が思う精神世界的世界が、果たして完全に=精神世界なのかはよくわからない、もしかしたら似て非なるものなのかもしれない、もしかしたらそのものなのかもわからない、と直感的に思ったものでした。
何年か前に詩を書きました。
「精神世界」という詩です。
今このタイミングで再掲します。
「精神世界」
目をとじると闇が広がる
とても怖かった
目をとじていられないほどに
それはどこへもつながらない出口
死んだらどうなるの 父に聞いたら無になると言われ
無とは何なのか ますます怖くなって聞くのをやめた
そもそも生まれる前のこと この私はどこにいたのか
それが何より怖かった
時は流れていつしか今
目をとじると闇のむこうに
かすかな光がほのみえる
なんとすばらしい闇
私はそれを精神世界と呼んでいる